12月に発表されたもう一つのコラボレーションは、マーチンフライシュマン記念プロジェクト(MFMP)が著名な常温核融合研究者であるFrancesco Piantelli博士と協力するというものです。クリスマスの日にプロジェクト名 Project /Fedora\ として発表されました(半角の逆スラッシュが文字化けするので全角文字に変更してます)。
Piantelli博士は、ニッケル・水素系の常温核融合研究の先駆者として知られており、Lenr-Canr.orgのライブラリを検索すると多数のレポート・論文がヒットします。
site:lenr-canr.org/acrobat piantelli - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?q=site%3Alenr-canr.org%2Facrobat+Piantelli
ニッケル・水素系の技術を使うロッシ氏とは特許取得を競う関係であり、Piantelli博士自身もNickenergy社というベンチャー企業を設立して事業化に取り組むように見えていました(下はNickenergy社の研究発表の様子です)。今回の発表を見ると、Piantelli博士は自分のノウハウをライブ・オープン・サイエンスを掲げるMFMPに伝授しようとしているようで、事業化よりも科学の発展に舵を切り直したのかもしれません。そうだとすれば、たいへん素晴らしいことだと思います。
Piantelli博士は以下のような立派な研究室を持っておられるようで、ここから生み出された常温核融合のノウハウがMFMPで活用されるのが楽しみです。
以上
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