記事にするのが遅くなりましたが、Mats氏が企画していた新エネルギー世界シンポジウム(於ストックホルム)の中止が発表されました。Mats氏のブログに告知されています。
元々、このシンポジウム開催は、インダストリアル・ヒート社とロッシ氏が実施していた常温核融合1MWプラントの長期テストの報告書の公開(かつ、結果がポジティブであること)を前提としていました。
この長期テストは、3月末に無事に終了し、結果は満足のいくものだったとロッシ氏も表明していたので、開催決定だと思っていたのですが、4月上旬にロッシ氏がインダストリアル・ヒーロ社を訴えるという事件があり、状況が変わりました。
ロッシ氏が起こした訴訟では、長期テストの結果の評価が焦点となっています。そのため、いずれ裁判の資料として結果報告書が提出されると予想されますが、逆に、それまでは、どちらからも結果報告は公開されないだろうと見られています。
この状況変化を受けて、主催者であるMats氏が開催中止を決断しました。既に270名の事前参加申し込みがあったそうで、盛況が予想されていただけに残念です。また次の企画に期待しましょう。
以上
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