2015年2月15日日曜日

世界最大の資産運用会社ブラックロック社は2012年6月に常温核融合を注視すると報告

原油価格の下落の原因は常温核融合なのか?」で、常温核融合装置を検証したLuganoレポートをBlackRock社がダウンロードした直後から原油価格の下落が始まった事を指摘した記事をSifferkoll社のアナリストが書いていることを紹介しました。

このブラックロック社は世界最大の資産運用会社らしく、その資産は実に558兆円という巨額なものです。


Sifferkoll社のアナリストが2015年2月10日付けでまた重要な指摘記事をアップしました。ブラックロック社は、実は、2012年6月に発行した報告書(以下)の中で低エネルギー核反応(常温核融合)のような新技術を実験しているスタータップ(新興企業)を注視していくと明言していたのです。
http://www.blackrock.com/corporate/en-us/literature/whitepaper/us-shale-boom-us-version.pdf
元のブログ記事は以下にあります。


上記で引用されている文章には以下のような文章が続いており、決して短期の話をしているのではなく、経済的に十分な大きさになるまで見守る必要があると述べています。とはいえ、2012年の時点で既に公式の報告書に常温核融合が登場していたのは驚きです。ブラックロック社を始め、世界の投資家は既に常温核融合の進展を注視しているのかもしれません。日本でも早くアナリストやジャーナリストが警鐘を鳴らしてくれることを切に望みます。
This is a race for long-distance runners, not sprinters. It took sun and wind power more than three decades to become competitive. Corporations follow developments in new technologies closely, but will treat them as side bets until they reach economic scale. Investors would do well to take the same approach, we believe.
以上

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