原油価格の下落が続いています。
過去8年くらいの傾向で見ると以下のような感じです。
この2年間だと以下のように最低の水準になっているようです。
10月9日に公開されたE-Catの第三者検証レポート第二弾を最初に報じたsifferkoll社がこの下落について非常に興味深い推測をしています。要するに、この検証レポートが引き金になって、下落が引き起こされたと見ているのです。
10月9日に書かれた以下の記事には実に興味深いチャートの拡大図が出ています。
The Big Banks are Certainly Paying Attention to the E-Cat | Sifferkoll®
http://www.sifferkoll.se/sifferkoll/?p=394
Sifferkoll社のサイトに置いてあった第三者検証レポートをダウンロードしたIPアドレスにBlackRock社のものがありました。世界有数の投資会社です。このBlackRock社のダウンロードの直後から原油価格の下落が始まり、その直後にE-Cat Worldで第一報が出た時点で下落が加速しているように見えます。実に面白い観察です。
原油価格を決める要因は多様です。また、今の原油価格の下落は一般的には、需要の減退とシェールガス対抗策だと言われているようで、これも説得力があります。なので、本当に常温核融合の実用化への展望が原油価格の下落をドライブする影の要因なのか良く分かりません。しかし、常温核融合が正しく認知されてくれば、原油などのエネルギー価格に強い下落圧力がかかるのは予想できます。今後の値動きには、常温核融合ファクターを入れて考える必要があるでしょうね。
以上
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