そのロッシ氏が自分のブログで気になる発言をしていると、E-Cat Worldが伝えています。 http://www.e-catworld.com/2012/10/rossi-leonardo-corp-will-not-be-the-same/ に載ったロッシ氏の発言を引用します。
Important news are on their way. (重要なニュースが進行中です)
Leonardo Corp. will not be the same from the next week. I am in the USA, where an inportant event has been born from the last tests. (ロッシ氏のレオナルド社は来週には今までのレオナルド社とは同じではないでしょう。私は米国にいます。最後のテストから生じた重要な出来事が起こった米国に。)
これは何を意味するのでしょうか?
荒唐無稽かもしれませんが、一つ予想させてください。
11月6日に大統領選挙を迎える現職のオバマ大統領が、最後の切り札として常温核融合を使った新エネルギービジョンの発表をオクトーバーサプライズとして仕掛けてくる可能性はないでしょうか。常温核融合技術を使ったエネルギー革命は、広く産業界や全人類の社会に大きな影響を及ぼします。その可能性が認知された瞬間から、常温核融合は政治的な大課題となります。「政治」を志した政治家なら、このテーマを放おっておく筈はないと思うのです。もしそうなら、ロッシ氏とレオナルド社は、そのビジョンの中で特別な役割を与えられる事になるでしょう。
このように想像するのは、オバマ大統領がロッシ氏の成果を熟知している可能性があると思うからです。
- 米軍は随分前から常温核融合研究をフォローしていて、調査報告書も公開されている。NASAも常温核融合研究をフォローしている。いずれの報告もオバマ大統領は受け取れる立場にある。
- ロッシ氏の1MWプラントの最初の顧客は軍隊と伝えられているが、それは米軍ではないのか? 当初納品先はカリフォルニアと言われていたが、最終的にイタリアのボローニャで引き渡されたと見られる。米国でもイタリアでも重要物を受け取れる組織とは米軍ではないのか?
さて、この想像は当たるでしょうか? 答えはこの1週間ほどで分かりますね。外れたら素直に謝ります(笑)。尤も、当たっていたら、具体的なビジョンの内容によっては笑い事ではなくなるかもしれません。オバマ大統領が了見の狭いことを考えないように祈ります。
ちなみに、以下、ダニエルさんのブログにのった、E-Catのカンファレンスの写真です。写っている円筒形のものが改良型のE-Catだと思われます。約1000℃という光熱を発する常温核融合セルです。
以上
たいへん残念ですが、オクトーバーサプライズはありませんでした。
返信削除いったい、ロッシ氏の言っていた大きな変化とは何だったのか・・・疑問は残りますが、また地道に常温核融合の認知拡大に努めたいと思います。