Cold Fusion Now via kwout
このサイトも、多少分かりやすくするために以下を変更しました。
- 題名を「素人が知りたい常温核融合」に変更。常温固体核融合は一般的な名称ではないので、通称名として良く使われている常温核融合を選択しました。
- タグにも常温核融合を追加しました。
- 右サイドにお勧めブログ、関連リンク、閲覧数のガジェットを追加しました。
さて、日本CF研究会のWhat's Newのページに、9月17日~19日にイタリアのシエナで行われたガスローディング方式の常温核融合ワークショップへの参加報告が載りました。神戸大学大学院海事科学研究科の北村晃博士による報告です。
最新情報、EVENT via kwout
この報告によると参加者は30名ほどだったようです。(以下、引用)
参加者は数名の 30 名弱であった。米国からは4 名、ロシア5 名、イギリス1 名、フランス2 名、そして日本からは高橋ISCMNS 前会長、澤田氏、日置氏、加藤氏、そして筆者の5 名であった。以下の記述を見ると、荒田吉明博士の考案されたナノ粒子を用いた方式が広がりを見せているようです。(以下、引用)
実は前回までのワークショップ名は、#th International Workshop on Anomalies in Hydrogen / Deuterium Loaded Metals である。今回”Gas”が追加されている。これはConference Chaiman のF. Celani 自身の研究がガス系であることだけでなく、特に荒田名誉教授の実験以来多くの実験室でガス系、特にナノ粒子に注目したガス吸蔵方式を採用し始めたことを反映している。F. Celani とOrganizing Committee のW. Collis が冒頭でガス系の特徴と利点(高温動作の可能性、高安全性と綺麗さ、材料選択余地の大きさ等)をまとめたほか、J. P. Biberian (U. d’Aix-Marseille)、A. Kitamura / A. Takahashi (Kobe U. / Technova)、F. Celani (Nat. Inst. Nucl. Phys., Frascati)、D. Kidwell (Naval Res. Lab.)、O. Dmitriyeva (U. Colorado / Coolescence)、そしてT. Hioki (Toyota Central R & D Labs.)、V. Filimonov (Russia)の8 名が7 機関におけるガス系実験結果を発表した。研究されている当事者も解決に向けての感触をつかまれているようです。それにしても、新しい研究というのは、実を結ぶまでに長い時間がかかるものですね。(以下、引用)
これらに共通するのは、「今までの物理化学では説明困難な大きさの発熱が認められる」ということである。その発熱の原因が核的なものであるという確たる根拠は現時点では得られていないが、いよいよここに至って、20 年間の問題の解決の糸口が見え始めたとの感がある。以上
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