以下のブログに10月から開始されるE-Catの実機検証についての情報がまとめられていました。
簡潔にまとまっていたので、例によって勝手に和訳してみました。
以下、日本語部分は私の勝手な訳です。最も興味深いのは、検証環境の設置場所がカリフォルニアらしいという所です。ネットでは、最初の顧客の正体についての憶測が飛び交っていますが、その中の一つがGoogleです。もしかすると本当にGoogleなのかもしれませんね。(Google本社は、カリフォルニアのマウンテンビューに位置します)
- The test will begin in the last week of October
検証は10月の最後の週に始まる。
(という事は、10月31日スタートでしょうか?) - The test will last for about two months.
検証は約2カ月続く予定。 - The other scientists who attend the test will have full access to everything except the reactor.
検証に参加する科学者達は、反応装置以外の全てにアクセスできる。 - Rossi may set up an operation in California, he does not say where in California, but it could be Silicon Valley outside San Jose where the US technology industry is centered.
ロッシ氏はカリフォルニアに設置するらしい。彼はカリフォルニアのどこであるかは明らかにしていない。米国の技術産業の集積地であるサンノゼ郊外のシリコンバレーかもしれない。 - Pictures of what Rossi calls the “plant” (presumably the e-cat generator) will be published by the end of September Rossi did not say where the pictures would be published.
ロッシ氏がプラントと呼ぶものの写真が9月末までに公開される予定。但し、どこに公開されるかは明らかにされていない。 - Rossi said he is working and living full time in the US and only returns to Italy for holidays and to do research and development at the University of Bologna. Rossi lives in Miami and has a workshop there.
ロッシ氏が語るには、彼は仕事と生活のフルタイムを米国で過ごしており、イタリアに戻るのは休日とボローニャ大学での研究開発のためだけとのこと。ロッシ氏はマイアミ在住で仕事場もそこにある。 - Rossi admitted that the e-cat is not generating electricity yet but he is working on it.
ロッシ氏は、E-Catにはまだ発電装置が付いていない事を認めた。但し、彼はその作業に取り組んでいる。 - He stated: “We do not produce electric power, so far, but heat.”
彼が言うには「我々は今までの所、まだ電力を生産できていない。熱だけだ」。 - Rossi said he has a contract with an unidentified buyer to deliver the e-cat in October.
ロッシ氏は10月にE-Catを出荷するまだ明らかになっていない顧客と契約を結んでいると言った。 - Rossi also noted that he has been researching cold fusion since 1990 and that he got a burst of energy in 1998. He does not describe what this was.
ロッシ氏が言うには、彼は1990年から常温核融合の研究に取り組み、1998年に熱量の大量発生に成功したと。しかし、詳しい事は語っていない。
以上
わくわくしますね。
返信削除そうなんです。静かに静かに革命が進行中。
返信削除これが数年前に起こっていれば、今頃原発も斜陽産業になって、東電原発事故も防げたのではないかと思わずにはいられません。
これが本当であれば大変なことです。一般的にはインチキと言われています。しかし高名な元教授などが世界中で取り組まれており、かつて再現性がないとないと言われたものがいまや再現性100%で、日本の荒田先生の固体核融合炉などは投入熱量ゼロで発熱が始まり、核融合以外では説明のつかないヘリウムも確認しているとのことです。せっかくこんなにいいものがあるのですから、海外に負けず日本も早く実用炉が出荷できるようになってほしいと切に願っています。おかしな団体でなく通常の企業のファンドなどができないものでしょうか。
返信削除はい、たいへんな事が起こっている、もしくは起こってしまったのだと考えています。
返信削除ロッシ氏の発明は突然現れた訳ではなく、1989年のフライシュマンとポンズ博士による発表以降、厳しい風当たりにもメゲず粛々と研究を続けてきた少数の科学者の研究成果がロッシ氏の発明に結びついたのだと思います。
例えば、荒田博士はパラジウム・重水素のガスローディング系実験で著名ですが、荒田博士が開発した金属のナノパウダーを利用する方式をロッシ氏も採用しています。
また、ニッケル・水素系については長時間のエネルギー発生を記録した論文も出ています。
http://amateur-lenr.blogspot.com/2011/07/e-cat.html
日本でも早く投資の動きが出て欲しいと願っていますが、科学ジャーナリズムが全く反応しない現状では難しいでしょう。残念ながら、まずロッシ氏の成功が米国で報じられてから、日本でも騒動が起こるのではないかと予想しています。
今現在、e-cat.comへ行こうとするとgoogle.com/greenへリダイレクトされますね。
返信削除