米国にAmpenergo社という新しい会社が設立され、米国市場向けのE-Catの販売を手がけます。E-Cat Worldに、このAmpenergo社に関するまとめが載っています。省略して訳すと以下の通りです。
- Ampenergo社はE-Catのライセンスと製品を売る。
- Ampenergo社は契約に基づき(ロッシ氏の)Leonardo社に幾許かのお金を払った。
- Ampenergo社は新たな投資者を探している。E-Catは単なる技術ではなく、産業を創出することになるからだ。
- 最初の製品は今年の晩秋か来年の早期に提供されるだろう。これは1MWの熱・電力プラントになるだろう。
- 当初はE-Cat製品はロッシ氏のLeonardo社で製造される。
- Ampenergo社は当初は家庭用のヒータは販売しない。
このAmpenergo社との契約内容が明らかになったのは、またもNyTeknikのMats Lewan氏のインタビュー記事が最初ではないかと思います。E-CatのニュースについてはNyTeknikはスクープを連発しています。
インタビュー記事を見ると、Ampenergo社の設立者が米国エネルギー省(DOE)と長年にわたってビジネスをしてきた人物である事が分かります。以下のようにレポートされているので、もはやE-Catが米国政府の中で認知を得ていくのは間違いないように思えます。
- Ampenergo社の創設者は4氏:Karl Norwood, Richard Noceti, Robert Gentile, Craig Cassarino
- この中の2名は、コンサル会社のLTI(Leonardo Technologies Inc.)を創立しており、10年間にわたって米国の国防とエネルギー関連官庁と数億円の取引をしてきている。近年ではDOEと95億円の取引があった。
- Robert Gentile氏は1990年代にDOEのAssistant Secretary of Energy for Fossil Energyであった。
- この中の3名はロッシ氏を1996年から知っている。ロッシ氏はLTI社の共同創設者であり、1990年代に株を売った。
以上
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