2010年3月1日月曜日

JCF10のアブストラクト公開&バブル核融合の話題

昨年から告知されていた日本CF(固体内核反応)研究会の第10回大会ですが、JCFのホームページにプログラムとアブストラクトが公開されています。私にとっては残念なことに(笑)、英語で記述されています。

プログラム
アブストラクト
http://dragon.elc.iwate-u.ac.jp/jcf/JCF10/jcf10-program.pdf
http://dragon.elc.iwate-u.ac.jp/jcf/JCF10/jcf10-abstracts.pdf

開催日は今週末の3月5日(金)と3月6日(土)です(場所は八王子)。告知は以下のページにあります。
http://jcfrs.org/NEW.HTML
http://dragon.elc.iwate-u.ac.jp/jcf/NEW.HTML

プログラムを見ると、残念ながら水野博士の発表はないようです。

素人目には、鳥谷部祐氏と笠木治郎太氏の以下の発表が面白そうです。

JCF10-2
D + D Fusion Acceleration in High Temperature Acoustic Cavitations
Yu Toriyabe and Jirohta Kasagi

かつて、bubble fusion(バブル核融合)と呼ばれた現象があったのですが、最初の発表の後、再現性が悪かったため今では余り認められてないようです。これを再検証しようと試みられているように見えます。面白いですね。

バブル核融合については、以下のブログの記事が素人にも分かりやすく書いてくれていました。関連部分のみ引用させていただきます。


http://blog.livedoor.jp/nayugon/archives/50557601.html
2007年05月22日
波動拳を出すエビと核融合

■引用開始
さて、先ほど、5000 kelvinは太陽の表面と同じ温度だと書きました。太陽と言えば核融合です。そうです。あなたと同じ事を考えた人達がいます。キャビテーションの中で核融合を起こしてしまおうと考えた人達がいます。
これはバブル核融合と呼ばれています。重水素を含むアセトンに超音波を当ててキャビテーションを発生させると、トリチウムや中性子が検出されたとの報告が2002年にあり、大騒ぎになりました。核融合が起こるとトリチウムや中性子が発生するからです。
全世界で、この実験の追試が行われました。しかし、現在までのところ、最初にこれを報告したグループ以外では、この現象の再現性が取れていません。ガセネタだったのでしょうか?
■引用終了

以上

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