2011年6月26日日曜日

L.E.N.Revolution(低エネルギー核反応革命)のビデオ

もう一つ面白そうなビデオの紹介がThe E-Cat Buzz!に載っていました。
全部は見切れてないのですが、Manuel Zaniという方が、ロッシ氏の実験に焦点を当てて、関連する科学者へのインタビュービデオを沢山盛りこんで編集されています。Sergio Focardi, Giuseppe Levi, Fransico Celani, Cristos Stremmenosといった方々が出演されてます。


Low Energy Nuclear Revolution (English version) from Giacomo Guidi on Vimeo.



以上

ロッシ氏によるE-Cat発生エネルギーの効率計算

Cold Fusion Nowにロッシ氏がE-Catによる発生エネルギーの効率を計算しているシーンを撮ったビデオが紹介されていました。これは、先日、New Energy Timesを書いているSteven Krivit氏がボローニャ大学を訪問してロッシ氏のデモを見たときに撮影されたものらしいです。ちなみに、この訪問では、Steven Krivit氏はE-Catの検証に満足できなかったとのレポートを書いており、ロッシ氏側のチームと論争になったりしているのですが詳細を追えてません。

Cold Fusion Nowがビデオの要点をまとめてくれています。要するに、E-Catは4906.1ワット毎時を出力し、その時の入力が770ワットなので、出力と入力の比率は6.37になると言ってます。尤も、入力となるエネルギーは電力で、出力は蒸気として取り出される熱量なので、電力比で換算するともっと比率は悪くなります。記事では、この比率は、熱核融合が来年にようやく出力>入力を達成できるかどうかという状況と対比しています。膨大な研究開発費を投入して、まだ実用化まで数十年を要すると見られる熱核融合と、1MWプラントの稼働が間近に迫った常温核融合。税金をどちらの研究開発投資に手厚く振り向けるべきかは明らかです。早くこの革命的なテクノロジに世の中の認識が追いついて欲しいと思います。


Steven Krivit氏はNew Energy Timesに載せたE-Cat関連の記事のインデックスを以下のページに載せています。リンクを集めたポータルサイトもあって便利です。


以上

2011年6月23日、デフカリオン社の記者会見~世紀のエネルギー革命の始まり

ギリシアにあって米国以外の国々にE-Catを販売しようとしているデフカリオン社(正式名称は、Defkalion Green Technologies S.A.)が2011年6月23日(ギリシア時間)に記者会見を行いました。大げさに言うと、常温核融合(低エネルギー核反応)によるエネルギー革命が公式に宣言された記念すべき日になるでしょう。今回の記者会見では実験や技術解説よりも、デフカリオン社のビジネスプランに焦点が当っていたようです。関連のニュースを幾つか拾っておきます。

まず、会見の約一週間前に招待状が届いたようです。1月の実験の時から詳細なレポートを書いてくれているイタリアのブロガーDanieleさんの所にも招待状が届き、22passiブログで紹介されていました。Jedさんの話によるとビジネスプラン中心の会見だと広報されていたようです。

この会見に合わせて、デフカリオン社のホームページも一新され、まだ情報量は少ないもののホワイトペーパー(PDF)が掲載されるなど、企業のページらしくなってきました。読者が投稿できるフォーラムも開設されています。


記者会見の様子を伝える簡単なレポートが、このフォーラムに投稿されています。

このレポートを見ると、参加者は約150名。ギリシアの産業・エネルギー大臣 Mr Xinidis、ドイツの緑の党関係者、ギリシアのニッケル鉱業会社LARCO社のプレジデントなど、錚々たる顔ぶれが参加したようです。7台のカメラが入り、報道陣としては、ギリシアの主要局、RAI、ギリシアの主要新聞社などがいたとの事です。今週の月曜か火曜には会見の模様を写した動画がYouTubeに投稿されるだろうとの事。

■引用開始(赤字は引用者による)
jhadj Posted: Thu Jun 23, 2011 5:40 pm
Hi all
Defkalion's Press Conference just finished (around 16.30 Athens time)
In Palaio Faliro Municipality Congress Center, around 150 people attended. Among them:
The Minister of Industry and Energy Mr Xinidis.Prepresentatives of political parties. Among them, The Green Party of Germany
The Major of Palaio Faliro
The President of Greek Technical Chamber
The president of the Union of Greek Chambers
The president of the Greek-Americal Chamber of commerce
Representative of the Industrial Union of North Greece
The president of the Greek nickel mining company LARCO
University professors
and other officials local and foreigners.
Press coverage: 7 cameras from Greek mainstream stations, RAI, news paper journalists from major Greek newspapers, Italian, Assosiated Press, and others.
On the stage: Prof Stremenos, A. Xanthoulis from Defkalion GT and Andrea Rossi.
A press release and a press kit in DVD was distributed to the media. A special company announcement on the event will follow on Friday 24th with details, full list of participants, photoes etc.
The event was filmed and it will be uploaded, with English subtitles, on YouTube after technical preparation (as I heard by Monday or Thusday)
Last edited by jhadj on Thu Jun 23, 2011 7:07 pm, edited 6 times in total.
■引用終了




ホームページには、デフカリオン社のミッション定義が以下のように記述されています。ここに書かれている通り、E-Catの技術は、有害な放射性廃棄物を発生せず、二酸化炭素や煤煙も発生せず、しかも将来的には家庭やモバイルで使えるほどの小型化への可能性を秘めています。20世紀は「石油の世紀」と称されますが、21世紀は「常温核融合の世紀」となるでしょう。まずは、11月の1MWプラント稼働を期待しましょう。
Mission Statement
Defkalion Green Technologies S.A. (DGT) is committed to provide all energy consuming applications with access to low cost and genuinely green energy, whilst maintaining environmentally friendly processes of production. DGT introduces a new technology into the world energy markets with products generating heat. DGT shall introduce its technology with socio-economic prudence following the global energy trends in a responsible manner.
勝手な和訳:デフカリオングリーンテクノロジ社(DGT)は、低コストで本当にグリーンであり生産時にも環境に優しいエネルギーを、エネルギーを消費する全ての機器が使えるようにしていくとお約束します。DGTは新しい技術を熱発生装置として世界のエネルギー市場に投入します。DGTは、この技術をグローバルなエネルギートレンドに従った社会経済的な節約の流れに沿ったものとして責任ある態度で提供していきます。


以上

2011年5月29日日曜日

イタリアの週刊誌OggiにSergio Focardi博士のインタビュー記事

イタリアのブログによると、ロッシ氏の共同研究者であるSergio Focardi博士のインタビュー記事がイタリアの主要週刊誌である「Oggi」に掲載されたとのこと。残念ながらイタリア語です。こういう一般誌に載るようになってくると認知が広がるのではないかと期待しますね。


以上

恒例のMIT常温核融合コロキウムは6月開催

6月11日~12日に、MIT(マサチューセッツ工科大学)で常温核融合のコロキウムが開かれます。
MITのPeter Hagelstein博士は先日ロッシ氏にE-Catの借用を申し出て断られたと報道されていました。昔からの常温核融合研究者で良く名前を目にします。

Title: 2011 Colloquium on Lattice-assisted Nuclear Reactions (LANR/CF) at MIT
Subject: Science and Technology of LANR and Deuterated Metals
Where: Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, MA
When: Saturday and Sunday, June 11 and 12, 2011

http://world.std.com/~mica/2011colloq.html



以上

岩村康弘博士のICCF-16報告書~韓国は国家プロジェクトを始動か

常温核融合は本当だった! その14」で知りました。三菱重工の岩村博士が執筆された第16回凝集系核科学国際会議(ICCF-16)の報告書がダウンロードできるようになっています。日本語のレポートは数少ないのでとても助かります。ただ、このレポートは、Japan CF-research Societyの公式ページからはリンクされていないようです(PDFファイルの置かれている場所はJCFRSの公式ページの中ですが)。「常温核融合は本当だった! その14」の内容から岩村博士の執筆だと分かりましたが、レポートの中には著者名が書かれていません。

http://www.jcfrs.org/file/iccf16-report.pdf


以下、面白かった部分を引用させていただきます。
ロッシ氏の装置によって俄然ニッケル・水素系が注目されていますが、Dr. Celaniはニッケル・水素を使った電界方式での発熱を検証しているようです。
Dr. Celaniたちのグループは最近Niナノコートワイヤーでの過剰熱と元素変換実験を行っている。彼らによると、900℃くらいの高温でNiワイヤーに水素雰囲気中で電界をかけると最大で1800W/gの発熱が観測されたとのことである。従来行っていた、Pd-D系では500℃で最大400W/g程度の発熱であったため、実用上はNi-Hの方が有利ではないかとの結論である。ただし、Ni系は水素を吸蔵させるのがPdに比べ難しいとのことで、この点が注意すべき点である。また、Pdの同位体比に変化が生じており、元素組成にも変化があったとのこと。
また、岩村博士ご自身は元素変換現象を追究されているのですが、この実験のトヨタ中央研究所での追試結果についての報告があったようです。
IwamuraはCRESTの結果、計算科学の結果、W変換試験の結果を中心に発表を行った。また、トヨタ中央研究所が当社の再現実験に成功しており、その結果についてもレポートした。
Csを添加したPd多層膜に重水素ガスを透過させると元素変換が起きる新元素変換現象は、これまでにCsからPr、SrからMo、BaからSmへの変換などが観測されており、トヨタ中研などが再現実験に成功している
韓国が熱心に常温核融合研究に取り組み始めたことは、このレポートの中でも触れられています。韓国は常温核融合の国家プロジェクトを起こすようです。日本も早く国家予算を組んで、集中的な研究開発投資を行って欲しいと願っています。
今回特徴的であったのは、韓国から6名の参加があったことである。KAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)の朴教授(Prof. Sunwon Park)を中心としたメンバーが会議に参加し、熱心に質問など情報収集を行っていた。韓国は凝集系核反応分野の国家プロジェクトを実施する予定だそうで、今後の展開を注視していきたい。
これまで常に過剰熱関連の先進的結果をだしていたイスラエルのEnergetics社の関係者はアメリカミズーリ州に移ったとのことで今回は発表は行っていなかった。EnergeticsトップのDr. Lesinの話ではミズーリ大学近郊で現在実験装置の立ち上げを行っているとのことである。前回のローマ、前々回のワシントンに比べるとベンチャービジネスの関係者は少なかったがST Micro Electronics社、フィアット社などは継続して研究を行っているとのことであり、米国のベンチャー関係者は数名参加していた
次回のICCF17は韓国で開催される見込みであり、地理的にも日本から近いことから日本の多くの研究者の参加を期待したいと思う。
以上

2011年5月23日月曜日

E-Catを報じるイタリアのブログは賑わってます

最初にロッシ氏の実験の模様を詳しく報じてくれたのは、イタリアのブログTwenty-two steps of love(愛の22ステップ)(※)なのですが、面白い記事が掲載されていました。
(※ イタリア語の原題がさっぱり分からないので、Google翻訳から類推して勝手に英訳/和訳したものです。何か背景あっての題名だと思うのですが、イタリア語の素養がないのでさっぱり分かりません)

このブログのアクセス数のグラフです。ボローニャ大学でのロッシ氏の実験レポートが出た1月中旬から跳ね上がっています。2500アクセスを越えている日もあり、結構な数の人たちがE-Catの記事を見に来ている事が分かります。


以上