2012年9月2日日曜日

ガーディアン誌にフライシュマン博士の追悼記事

8月3日に逝去されたマーチン・フライシュマン博士の追悼記事がガーディアン誌に載りました。著者は、ノーベル物理学賞の受賞者の一人であるブライアン・ジョセフソン博士です。ジョセフソン博士は、以前から常温核融合への支援を表明されており、追悼文の中でもポジティブな書き方をされています。


最後の方で、ジョセフソン博士は以下のように述べています。ある常温核融合起業家とはロッシ氏を指すのだと思います。まさに市場が判断するでしょう。
In 1993 the nuclear scientist John R Huizenga produced the book Cold Fusion: The Scientific Fiasco of the Century, one of many attacks that had the effect of kicking the subject into the long grass, and so impeding the prospects of recognition for Fleischmann's work. However, progress seems to be occurring towards the application of cold fusion as a practical energy source. It may well transpire that, in the words of one cold fusion entrepreneur: "The market will decide." 
【勝手な和訳】1993年に核物理学者のジョン・ホイジンガが「Cold Fusion: The Scientific Fiasco of the Century」という本(和名:常温核融合の真実―今世紀最大の科学スキャンダル)を著した。これは、常温核融合に対する攻撃の一つで、このテーマを長く片隅に押しやり、フライシュマンの業績の評価を遅らせる効果を持っていた。しかし、今や常温核融合を実用的なエネルギー源として応用しようという方向へと動いている。ある常温核融合起業家の言葉を借りれば、いずれ「市場が判断する」だろう。
また、Infinite Energy Magazineにもマーチン・フライシュマン博士の追悼記事が載っています。フライシュマン博士を撮った写真が色々と出ているので、興味のあるかたは是非ご覧ください。


以上

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