2011年1月20日木曜日

Focardi氏とRossi氏の常温核融合公開実験(3)

1月14日以来、「Focardi氏とRossi氏の常温核融合公開実験」に関する色々な記事(投稿)を見るにつけ、この実験の素晴らしさがジワジワと分かってきました。大きくは以下の3点が特長だと思います。
  • 実験系が非常に単純。「400Wの電力で温めたら、約12kWで温めた量の水蒸気が出てきました、以上。」 測定間違いが混入する余地が小さい。
  • 圧倒的な出力/入力比と絶対的な出力量の多さ。家庭用のパネルヒータだと1kW程度ですから、その14台分。たいへんな熱量の発生です。核反応以外の理由を見つけるのは非常に困難です。
  • とても単純な常温核融合の応用を示している。400Wの電力で家が丸ごと温められるヒータができてしまうという事。
色々と参考になる記事が書かれていますが、とりあえず気になったものを以下に挙げておきます。

■ LENR-CANR.org
この実験の技術的な概要がまとまったPDF文書
http://www.lenr-canr.org/News.htm
に載っています。



■ Cold Fusion Now
早速、Rubyさんが熱の入った記事を投稿されています。




■ PureEnergySystems.com
この実験についての詳しいレポートが以下に載っています。
驚いたのは以下の記述です。Rossi氏達は年内の商用化を考えていて、最初の常温核融合デバイスは3カ月以内に出てくる・・・というのですから驚きです。期待が高まります。
This recent public demonstration alone is is a huge development, but what's more, they also claim to be going into production, expecting to have these available for purchase commercially within a year.  This would become the world's first commercially-ready "cold fusion" device.  The first units are supposed to ship in three months, with mass production commencing by the end of 2011.




以上

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