この動画は以下になります。動画の中の音声はロシア語のようでさっぱり分かりませんが、英語のキャプションが付いているので内容をある程度理解できます。
動画全体として、放射性のCs-137を非放射性のバリウムに変換するとして説明されていますが、実験に使われているセシウムの扱い方を見ると、非放射性のセシウム化合物を使っているように見えます。ヴィソツキー博士の以前の発表でも、非放射性セシウムからバリウムへの変換を報告していたので、おそらく、この動画の実験でも非放射性のセシウム化合物を扱っているのだろうと推測します。
以下、時系列で大まかな見どころを示します。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=20s
最初に出てくるのはBreakTrough Technologies社のCommercial DirectorであるJulia Minakova氏です。この方の名前を初めて知りました。商用化を考えている企業だとすると、非常に興味深いですね。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=2m42s
ここから実験の紹介です。半減期30年が270日になると書いてあります。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=2m58s
Murygina V.P. , PhD of biological scienceが登場して、培養液の準備をしています。
セシウムとして紹介される白い粉が出てきます。非放射性の炭酸セシウムあたりを想像します。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=5m5s
Sergey Gaidamaka, Chief engineerが登場して、微生物を培養液に入れて、封入しています。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=6m40s
時間が経過してから、ピペットに溶液を取り出して分析に回します。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=7m12s
96時間後にとった溶液を蛍光X線分析した結果が示されます。
https://youtu.be/eCXBNWuNODI?t=7m28s
結果、セシウムは検出されず、バリウムが検出されると言っています。
以上