最近、以下のE-Cat写真がE-Cat Worldで話題になりました(正確に言うと、E-Cat HT、通称Hot Catと呼ばれるE-Catの高温版の写真です)。私もE-Catが複数並んだ写真は初めて見るような気がして、「おおっ! 新たなリークか?!」と思ったのですが、実は随分前から公開されていた写真でした。
これらの写真はLENR CARSという常温核融合をエネルギー源とする自動車を開発するベンチャー企業のページに出ています(以下のURLです)。
http://www.lenr-cars.com/index.php/gallery/e-cat
この会社の作ろうとしている車のイメージ図が ここ に載っていますが、一番分かりやすかったのは、以下の想像図です(笑)。たぶん本物のテスラでは、この空間にバッテリーが積まれているのでしょう。それがこんな風にLENR熱源+熱電変換器に置き換わると、燃料交換は半年に一度で済むようになる・・・という訳です。ここまで行くのに何年かかるか分かりませんが楽しみですね
以上
2013年11月23日土曜日
2012年7月14日土曜日
常温核融合エネルギー自動車のベンチャーLENR Cars
「ILENRS-12で常温核融合を熱源とする電気自動車計画を披露」で紹介したベンチャー企業LENR Cars社のホームページは以下に公開されています。
http://ecatcar.org/home.php?hl=en
まだ情報が殆ど掲載されていませんが、冒頭に目標スペックが簡潔に記されています。例によって勝手に和訳してみました。なかなか魅力的ですね。
http://ecatcar.org/home.php?hl=en
まだ情報が殆ど掲載されていませんが、冒頭に目標スペックが簡潔に記されています。例によって勝手に和訳してみました。なかなか魅力的ですね。
The perfect autonomous and maintenance free car(完璧に自律的に動作するメインテナンスフリー自動車)
- electric batteries are autonomously recharged over night
(バッテリーは夜間に自律的に充電される) - a single refill of fuel is enough to drive 45'000 km
(一つの燃料リフィルで4万5千キロは走行できる) - one refill costs $200 and is enough for a year
(燃料リフィルの価格は200ドルで一年は持つ)
A true sedan with no compromise on comfort(本物のセダンであり、妥協無く乗り心地を追求)
- 5 adult seats, 1400 liters trunk
(5人乗り、1400リットルのトランク) - 210 km/h max speed and 0 to 100 km/h in 4.4 seconds
(最高時速210キロ、時速100キロまでの加速に4.4秒) - 900 km of drive available per week or 130 km per day on average
(1週間に900キロ、一日に平均130キロの走行を想定) - a range up to 500km on a single drive with plug in for more range
(一回のドライブは500キロまで、更に走行するにはプラグ(充電?)が必要)
The perfect ecological car(完璧なエコカー)
- no emission: no CO2, not waste of any kind
(二酸化炭素の発生無し、廃棄物無し) - almost no footprint per refill, refill cartridges are based on nickel powder
(リフィルは無視できる程度に小さい。リフィルの基本はニッケルパウダー)
2012年7月4日水曜日
ILENRS-12で常温核融合を熱源とする電気自動車計画を披露
7月1日から3日にかけて、米国のバージニア州で International Low Energy Nuclear Reactions Symposium, ILENRS-12 (国際低エネルギー核反応シンポジウム第12回)が開かれていました。

さて、この会議の中で、常温核融合装置を熱源とした電気自動車を計画しているベンチャー企業のプレゼンがあったようです。資料は以下にあります。
http://lenrnews.eu/wp-content/uploads/2012/07/LENR_CARS_NChauvin_ILENRS-12x.pdf
常温核融合装置それ自体を作るベンチャーではなく、常温核融合を応用するベンチャーがとうとう現れてきました。
色々、興味深いプレゼン資料なのですが、本日はとりあえず各ページのイメージをインデックス代わりに載せておくだけにします。ちょっと残念なのは、水野忠彦博士のお名前がMisunoとミスタイプされている点です。この企業が、Leopoldo Pirelli工業高校の常温核融合装置ATHANORで紹介した「水野タイプ」のセルを試していたのは驚きです。
以上

International Low Energy Nuclear Reactions Symposium, ILENRS-12 - Event Summary | Online Registration by Cvent via kwout
この会議の出席者リストにも、例によって常温核融合の著名な研究者が名を連ねています。今回は、お馴染みのJed Rothwellさんが出席されているようなので、重要な結果についてはきっとレポートしてくれるでしょう。
さて、この会議の中で、常温核融合装置を熱源とした電気自動車を計画しているベンチャー企業のプレゼンがあったようです。資料は以下にあります。
http://lenrnews.eu/wp-content/uploads/2012/07/LENR_CARS_NChauvin_ILENRS-12x.pdf
常温核融合装置それ自体を作るベンチャーではなく、常温核融合を応用するベンチャーがとうとう現れてきました。
色々、興味深いプレゼン資料なのですが、本日はとりあえず各ページのイメージをインデックス代わりに載せておくだけにします。ちょっと残念なのは、水野忠彦博士のお名前がMisunoとミスタイプされている点です。この企業が、Leopoldo Pirelli工業高校の常温核融合装置ATHANORで紹介した「水野タイプ」のセルを試していたのは驚きです。
以上
登録:
投稿 (Atom)