2016年11月1日~4日にジュネーブでWCEC(World Clean Energy Conference)の会議が行われたとのこと。
この会議の中で、Francesco Celani博士とNicolas Chauvin氏が常温核融合(LENR)研究の近況を報告したとのメディア・リリースが出されています。
この報告書が以下のURLにて公開されています。
http://www.hydrobetatron.org/files/316---Pres.-WCEC-2016D1_Pubb.pdf
骨子は以下のページにあります。Celani博士は私見と断った上で、日本-中国-インドは連携する可能性があると見ているようで、このグループとの連携を将来の取りうる候補の一つに挙げています。
この資料では各国の常温核融合研究の状況を概観してくれているのが、全体状況の理解の助けになります。ちなみに日本は常温核融合研究の最も盛んな国として認識されています。
また、最後の方にある以下のページはたいへん興味深い。特にHHOガスについて1ページを使って言及しています。HHOガスの奇妙な振る舞いにはLENRとの類似点があると指摘しています。
以上
2016年11月21日月曜日
2015年12月27日日曜日
イタリア議会で常温核融合が報告される
先月末の話ですが、Facebook上でMFMPが2015年11月24日にイタリア議会で開かれた会議について書いてくれていました。これは「超革新的研究」に関する会議で、地震予知と常温核融合がテーマとして議論され、常温核融合については、著名なFrancesco Celani博士が40分間以上を使って報告したそうです。
興味深いのは、常温核融合が研究テーマの一つに取り上げられている日本のImPACTプロジェクトについて言及されている点です。MFMPが参照しているCelani博士の報告書の中にはImPACTと岩村康弘博士の研究に言及しているページがあります。
Francesco Celani’s presentation to the Senate of November 24, 2015
https://goo.gl/klKrXB
日本のImPACTがイタリアに影響を与えて、イタリアでも国家的な常温核融合研究プロジェクトが立ち上がると良いですね。最後にMFMPが参考文献として挙げている文献リストを引用します。
以上
Francesco Celani was a key speaker at recent, public, Italian Senate meeting about LENRThe successful meeting was...
Posted by Martin Fleischmann Memorial Project on 2015年11月29日
興味深いのは、常温核融合が研究テーマの一つに取り上げられている日本のImPACTプロジェクトについて言及されている点です。MFMPが参照しているCelani博士の報告書の中にはImPACTと岩村康弘博士の研究に言及しているページがあります。
Francesco Celani’s presentation to the Senate of November 24, 2015
https://goo.gl/klKrXB
日本のImPACTがイタリアに影響を与えて、イタリアでも国家的な常温核融合研究プロジェクトが立ち上がると良いですね。最後にMFMPが参考文献として挙げている文献リストを引用します。
A) Transmutation project of Iwamura;
Iwamura MIT 2014
First public presentation, after Congress ICCF-18 (2013), where they showed that the rate of transmutation by electrolytic methods is about a thousand times faster than previous gas based approach. (Presentation to the prestigious MIT in Cambridge-Boston (USA))
https://goo.gl/Mj27bk
B) ImPACT project in Japan;
Iwamura ICCF-19
Introduction of project ImPACT, from a purely scientific point of view and limited organizational, given by Iwamura Conference at ICCF-19 (Padua, 13 to 18 April 2015).
https://goo.gl/4rAktG
C) LOS methodology;
AIRM. 15/11/2014 FS3A
Figure 3 Summary of the procedure LOS (Live Open Science) in Italian language.
The text is, in intent, self-explanatory
https://goo.gl/CFhXiO
D) Francesco Celani’s presentation to the Senate of November 24, 2015
https://goo.gl/klKrXB
Additional detail:
Dr. Kazuko + Kyuma
Document, complex and diverse, essentially policy-Scientific-Technological Entrepreneurship.
https://goo.gl/vn17eM
以上
2015年4月19日日曜日
Celani博士のConstantanを使った常温核融合実験の進展(ポスターセッション資料)
ClaudioさんのブログにICCF-19の写真がたくさん投稿されていました。一番上の写真は、おそらく会場の運営を行っていた女性達が写っているのだと思います。ICCFにこんな美女群の写真は関係ないだろうと思っていたので、関係ないページだと誤解して見逃すところでした(笑)。
これ以外にも岩村康弘博士達が写っている写真が多数掲載されています。
で、このページに一番下の方に、Celani博士のポスターセッションの資料が掲載されています。
以上
これ以外にも岩村康弘博士達が写っている写真が多数掲載されています。
で、このページに一番下の方に、Celani博士のポスターセッションの資料が掲載されています。
Observation of macroscopic current and thermal anomalies, at HT, by hetero-structures on thin and long Constantan wires under H2 gasConstantanというワイヤーを使った実験をずっと続けておられたようで、改良実験の結果が載っています。面白そうなのは、微小な電流を検出したという話の所です。過剰熱だけではなく、電気エネルギーが直接得られるのでしょうか?
Francesco Celani, G.Vassallo, E. Purchi, F. Santandrea, A. Nuvoli, M. Nakamura, P. Cirilli, A. Spallone, B. Ortenzi, S. Pella, P. Boccanera
以上
2014年12月31日水曜日
Open Power AssociationがFrancesco Celani博士との協調を発表
12月に常温核融合研究の領域で大きなコラボレーションの発表が2つありました。
イタリアのUgo Abundo氏が率いるOpen Power AssociationがFrancesco Celani博士との研究協調を発表したのが一つ目です。
公式サイトは ここ にあり、発表文は ここ にあるのですが、イタリア語で書かれていて翻訳がたいへんなので、Cold Fusion Now!に掲載された英語翻訳記事を参照しています。
この発表文には以下のような記載があります(赤字は引用者による)。
以上
イタリアのUgo Abundo氏が率いるOpen Power AssociationがFrancesco Celani博士との研究協調を発表したのが一つ目です。
公式サイトは ここ にあり、発表文は ここ にあるのですが、イタリア語で書かれていて翻訳がたいへんなので、Cold Fusion Now!に掲載された英語翻訳記事を参照しています。
この発表文には以下のような記載があります(赤字は引用者による)。
In other words, it is as if you were in the presence of a new form / method (apart from the well-known Seebeck effect and / or Thompson) DIRECT CONVERSION from Heat to Electricity. From the point of view of scientific speculation, the role of Hydrogen understood as mono-atomic and / or even proton is a truly challenging idea. Obviously we’re just starting, though recent (December 15, 15:00) results show that the ignition temperature is not 150° C but only (about) 55° C. Some suggestions on the issue of “abnormal current” were provided to Francesco Celani also by some researchers, collaborators Open Power.Open Power Associationは、2014年3月に以下のような写真を掲載しており、常温核融合装置Hydrobetatronから直接電力を取り出す試みをしているように見えました。上記の記載を見ると、従来からのゼーベック効果に対して何らかの付加ができると考えているようです(これは私の誤読かもしれませんが)。Celani博士が加わったことで研究が加速されると良いですね。
以上
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