ロッシ氏のボローニャにある試験場で撮影されたと思われる通称「Hot Cat」の写真とその驚くべきスペックが「Cures」という謎の人物によってリークされたのです。以下がその写真です。検証された情報ではなく、真偽は不明ですが、色々な状況からインチキとも思えません。逆に、本当の情報だからこそ、その重大な意味に耐え切れずリークしてしまったとの観測もあるのです。
この件は、PESNのHank Mills氏によって詳しく取り上げられています。
この記事の中に、リークされた情報が載っています。例によって勝手な和訳をつけて紹介します。
- It is relatively small. Actually, it is much smaller than previous E-Cat modules.
(このモジュールは比較的小さい。従来のE-Catモジュールよりも随分小さい) - It consumes only a few grams of nickel powder and a tiny amount of regular hydrogen gas.
(このモジュールは数グラムのニッケルパウダーとほんの少しの水素ガスを消費する) - It produces kilowatts of excess power (not even factoring in self-sustain mode).
(このモジュールは、キロワットレベルの過剰熱を生成する) - It can achieve very, very high temperatures.
(とても、とても高い温度を発生する・・・※別の情報から1200℃と思われます) - It no longer requires any form of liquid cooling to remain stable.
(液体による冷却無しでも安定して動作する) - It emits no radiation into the environment and releases zero pollution.
(放射線を発生しない。 汚染はゼロ) - It leaves behind zero nuclear waste, and the transmutation product (copper) can be recycled.
(放射性廃棄物を生成しない。そして、核変換された生成物(銅)は再利用できる)
これが本当なら、かつて人類が手にした最良・最強のエネルギー生成方式と言っても過言ではないでしょう。従来のE-CatやHyperionよりも高い温度になるため、効率的な発電や強力なタービンの駆動が可能になります。
真偽はまだ不明です。実験データが出てこない限りは、これ以上の詮索は無意味でしょう。ロッシ氏が9月に予定しているカンファレンスと発表内容に期待しましょう。
ネット上では、このCuresという人物の素性をめぐって憶測が行われていましたが、あっさりとロッシ氏が正体を明かしました。以下の記事には、そのDomenico Fioravanti氏の経歴とロッシ氏の関係(推測を含む)が詳しく書かれています。 彼は熱力学の専門家であり、軍隊でColonel(大佐)の地位を得た人物とされています。2011年10月28日に行われた1MW E-Cat顧客による検証テストに立ち会った謎の人物としても知られています。おそらく彼は顧客である軍隊のコンサルタントを努めているのだろうと推測されています。この記事はとても興味深いので是非ご一読をおすすめします。
以上
こんにちわ。
返信削除色からして少なくとも1000℃、2回路の被覆リード線の先が撚り線、タングステン製でしょうか。で、その先がどうなってるのか興味津々です。
2回路の先どうしで放電させていることが想像されますが、回路の先端はフィラメントになっていて起動のとき(運転中も・・・鴨)に真っ赤にさせて放電を誘ってる・・・?
などなど。
この実験では水素とパウダーはあらかじめ閉じ込めておくやりかたでしょうか。
これがホントの映像&レポートならこの世がひっくり返りますね。放電の為の電力にキロワットはいらないですからね。
返事が遅くなって申し訳ありません。
返信削除おそらくリード線の先は単なるヒーターではないかと想像しています。ロッシ氏は早くもHot Catのデザインを変えてきたようで、内側シリンダーはなくなるような事を言ってます。色々楽しみです。